海外から入った宗教としてお葬式に違いがあるキリスト教

キリスト教のお葬式は、ほかの宗教と比べてもかなり違いが出てきます。大きく分けて、カトリック系とプロテスタント系に分かれるというところも、宗教的な特徴といえるでしょう。伝統的に儀式に対して厳格にとらえていくのがカトリックであり、比較的自由に信仰もとらえていくのがプロテスタントです。この違いは驚くほどの差であり、宗教としてみても別のものになってくるほどの差がつくこともあります。さらに分派された宗派もありますが、かなり新しい振興的な要素が強いともいえるでしょう。

キリスト教で重要になってくるのは、死が神聖な瞬間であるということです。命の終わりという物質的な部分ではなく、天上にいる神に召される瞬間となります。これまで地上で犯してしまった罪が許されて永遠の安息が得られるというのがキリスト教の死の概念です。そのため、召天と書いたりすることもあり、記念するべき日となります。点に召された後は、いつか訪れるとされている復活の日を神のもとで待つことになりますが、そのためにはカトリックでは司祭、プロテスタントでは牧師が立ち会わなければいけません。大切な瞬間となってきますが、その導きをする役割を持っているからです。

キリスト教のお葬式は、信者と家族を対象にしているところが重要です。仏教のようにとなり近所の人も対象にしてはいません。そのため、信者によっておこなわれる儀式であり、教会に属しているということが条件になってきます。カトリックの場合にはこの条件が強く、プロテスタントではかなり自由な采配であり、柔軟な対応もしてくれるようになるのが特徴です。宗派によっても差がついてくるため、教会に問い合わせてみることが重要でしょう。

カトリックでは、追悼ミサを亡くなられた日から換算して3日目と7日目、30日目、毎年の命日におこないます。香典返しは30日におこなうのが基本です。プロテスタントは命日を召天記念日としています。ここから換算して、記念式を7日から10日の間、または30日目に行うところが違いとなってくるでしょう。1年目、3年目、5年目でもおこなっていくところは仏教にも近い部分といえます。